介護業務は、申し送りで始まり、申し送りで終わるもの。利用者の状態を記録することによって、交代する介護職員へ伝達します。より適したケアを利用者に提供できるようにするために、介護職員間の情報共有は重要である。
人手不足の介護現場では、利用者への服薬支援に際して、目視によるチェックだけなので誤薬(服薬の誤配など)リスク軽減は難しい。また、食事状況、バイタル等その記録作業には膨大な時間がかかる。介護記録はあくまでより良い介護をするための材料。記録をすること自体に時間がかかることで、本来業務が行えなければ、何のための介護記録か分からなくなる。したがって、いかに記録を効率化するかは、必須となっている。
特に、転記は、システム化することによって、転記ミスも少なくなる上、業務効率が向上する。複数の帳票にまたがった情報を一元管理が可能となる。
システムと言っても使い方は簡単。パソコン操作が苦手だと感じている方も、iPodを使ってスムーズに運用することができます。システム化によって生まれるコストや時間のゆとりが利用者への手厚いケアにつながるはずです。